2007年12月18日

ごぶさたしております

しばらく更新が滞っておりましたが、
お元気のこととおもいます。

はやくも2007年が暮れようとしています。

「偽」に代表されるようなできごとが多く、
まさに時代の転換期にふさわしい「膿み出し」が
起きているかのようです。

しばらくブログからは遠ざかっていましたが、
その反面、ミクシィのほうで記述を続けています。

どうぞ、これからもよろしくお願い致します。

よいクリスマス、よいお年になりますよう、
お祈りします。
  
Posted by kuriblog at 13:54

2005年09月08日

【コーポレート・スローガン】

 

スローガン玉手箱。

企業のブランディングをしなきゃいけないとゆーあなたに、とっても便利なスローガンの事例集です。

通信・インフラ■■■■■■■■■■■■■■

■NTT DoCoMo
モバイル・フロンティアへ。

■KDDI
Designing The Future

■vodafone
つながりあえる、もっと

■Tu-Ka
シンプルって、美しい。

■NTTグループ
ブロードバンドで、未知の自由へ。

■NTT西日本
“光”。ひろがる。ひびきあう。

■NTT東日本
電話もブロードバンドも、NTT東日本。

■TOKYO GUS
エネルギー・フロンティア



家電・電器■■■■■■■■■■■■■■

■National/Panasonic
ideas for life

■NEC
Empowered by Innovation

■東芝
人と、地球の、明日のために。

■三菱電機
Changes for the better

■HITACHI
Inspire the Next

■SANYO
人と・地球が大好きです

■FUJITSU
THE POSSIBILITIES ARE INFINITE

■SHARP
目のつけどころが、シャープでしょ。

■Victor・JVC
The Perfect Experience

■Pioneer
sound   vision   soul

■NOKIA
CONNECTING PEOPLE

■MOTOROLA
intelligence everywhere

■京セラ
THE NEW VALUE FRONTIER

■brother
At your side.

■DELL
シンプルをあなたに

■OLYMPUS
Your Vision, Our Future

■CANON
make it possible with canon

■RICOH
Image Communication

■FUJI XEROX
THE DOCUMENT COMPANY

■PENTAX
for your precious moments


自動車■■■■■■■■■■■■■■

■TOYOTA
Drive Your Dreams.
人、社会、地球の新しい未来へ。

■HONDA
The Power of Dreams

■NISSAN
SHIFT_the future

■MITSUBISHI MOTORS
Heart-Beat Motors

■MAZDA
Zoom-Zoom

■SUBARU
Think. Feel. Drive.

■DAIHATSU
We do COMPACT.

■ISUZU
「運ぶ」を支え 環境と未来をひらく

■YAMAHA
感動を・ともに・創る

■KUBOTA
美しい日本をつくろう。

■Mercedes-Benz
人生に、もっと輝きを。メルセデス・ベンツ

■BMW
駆けぬける歓び

■audi
Vorsprung durch Technik

■CHRYSLER
INSPIRATION  COMES  STANDARD

■SAAB
move your mind

■CITROEN
Beyond Imagination

■RENAULT
CREATEUR D'AUTOMOBILES

■JAGUAR
Born to perform

■DUNLOP
Digital Impact



スポーツ用品■■■■■■■■■■■■■■

■NIKE
JUST DO IT

■ADIDAS
IMPOSSIBLE IS NOTHING




生活用品■■■■■■■■■■■■■■

■TEIJIN
Human Chemistry, Human Solutions

■TOTO
やります「生活環境企業」。

■エステー化学
暮らし、さわやか

■ツムラ
自然と健康を科学する

■LION
あしたに、あなたに

■花王
清潔で 美しく すこやかな毎日をめざして

■セシール
il offre sa confiance et son amour (意味:愛と誠実さをお届けします。)

■ZEBRA
This is a Pen.



金融■■■■■■■■■■■■■■

■東京三菱銀行
MEET
MTFG

■UFJ銀行
こたえていくチカラ。

■MasterCard
お金で買えない価値がある。買えるものはMasterCardで。

■Life Card
Be Unique

■JACCS
自分の夢に、嘘はつけない。

■ほのぼのレイク
しっかり、きっちり。

■ポケットバンク
夢のある人を応援したい。

■アイフル
With Heartful Communication

■プロミス
相談できる。

■ディック
今を、がんばる。



住宅■■■■■■■■■■■■■■

■ダイワハウス
Dramatic Life for You.

■セキスイハイム
アイム エコハイム

■三井ハウス
-FOR GOOD TIME-
美しい生き方へ。

■ヘーベルハウス
ロングライフ住宅。

■パナホーム
あなたと夢を、ごいっしょに。

■住友林業
FeelWood.
木の家と、暮らそう。

■エスバイエル
明日の魅力ある住まいを創る




宝飾■■■■■■■■■■■■■■

■TIFFANY&CO
A LIFETIME OF TIFFANY
人生に、ティファニーを。



旅行■■■■■■■■■■■■■■

■JTB
For Your Travel&Life
世界をつなぐ旅と心

■近畿日本ツーリスト
人が好き。地球が好き。旅がスキ。




薬品■■■■■■■■■■■■■■

■第一製薬
いのち、ふくらまそう。

■山之内製薬
もっと、クスリにできること。

■中外製薬
Creating Value for Life

■エーザイ
ヒューマン・ヘルスケア

■Fujisawa
先端医療で世界をつなぐ

■SATO
HEALTHCARE INNOVATION

■SANTEN
ひとみ・さわやか



食品■■■■■■■■■■■■■■

■アサヒビール
クオリティ&チャレンジ 
すべては、お客さまの「うまい!」のために。

■KIRIN
うれしいを、つぎつぎと。

■Coca-Cola
No Reason
Special Magic

■UCC
Good Coffee Smile

■Glico
おいしさと健康

■ロッテ
お口の恋人

■MORINAGA
おいしく たのしく すこやかに

■KAGOME
自然を、おいしく、楽しく。

■味の素
あしたのもと

■mizkan
やがて、命に変わるもの。

■Nestle
Good Food, Good Life

■キユーピー
Food,for ages 0-100

■マクドナルド
i'm lovin' it

■JT(日本たばこ産業)
あ、ディライト
MEET THE DELIGHT



石油・運輸ほか■■■■■■■■■■■■■■

■コスモ石油
ココロも満タンに

■ENEOS
Your Choice of Energy

■AEON
日々のいのちとくらしを、「夢のある未来」へ。

■TOWER RECORDS
NO MUSIC, NO LIFE.

■海上保安庁
愛します!守ります!日本の海

■日本通運
With Your Life

 

広告プロダクション■■■■■■■■■■■■■■

イマジネーションのくわだて。
栗本広告事務所

 

 

  
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2005年07月20日

【天神祭記念 広告ザ談会】

 

天神祭協賛!

たこるカフェ開館記念!

(株)栗本広告事務所PRESENTS

冷やかし歓迎

広告ザ談会!

 

(株)栗本広告事務所では、天神祭にちなみ、 「広告ザ談会」と銘打って、本ブログご愛読のみなさんだけに、無料広告ご相談会を開催します。

これは、天神祭期間中、弊社向かいのテレビ大阪様が、同社マスコットの「たこるくん」をマスターにした臨時カフェを、弊社が入居する都住創大手前の1階カフェテラスでオープンするのにちなんで、(株)栗本広告事務所もついでに何か世間のみなさまに還元するような出し物をしようかなと考えて、ついでに開催する自主的井戸端会議的企画です。

↓これは、テレビ大阪様がつくっているたこるくん&天神祭のイメージです。(お祭りなのでテレビ大阪様には無断で拝借中!動員数が増えるのに免じて許してね)

http://www.tv-osaka.co.jp/

たこる

 

 

 

 

 

 

 

広告ザ談会内容


弊社には、よく、イラストレーターやカメラマンの売り込みがあります。

コピーライターの方も、ご連絡いただくことがあります。

そこで、弊社のブログをお読みのみなさんの中で、「直接売り込みに行くほどのことでもないが、天神祭りのついでに栗本に会って雑談をしてみたい」とか、

「広告業界に就職したいのだが、広告ブロダクションは弱小なところが多く、ウワサに聞くとモーレツ劣悪な職場環境で、すごくコワイので、ほんとうのところはどうなのか聞いてみたい」とか、

「大学生なんだけど、就職先がないので、なんとかこの業界に入ってみたい」とか、

「Webデザイナーをやっているんだけど、通販のサイトばっかりで、全然おもしろくないのでもっと創造的な仕事がしてみたい」とか、

「グラフィックデザイナーをやっているが、Webの環境でもできるように両刀遣いになりたいので、なんかいいところないかなぁ」とか、

広告にまつわるさまざまな議題について、弊社オフィスにて、井戸端会議を開催しようというものです。

まぁ、井戸端会議なので、実利はないかもしれませんが、

たこるカフェ「たこるカフェ」へ冷やかしにいくついでに!

という感じで、冷やんで行ってください。

 

↑これが突貫工事中のたこるカフェ。たこるくんがヒゲを生やして、サ店のマスターになっておる。1階・2階ぶち抜きのゆとり空間で、明るいウインドーから天神祭の大花火も丸見え。

 

井戸端会議議題例


●ブログに書けない広告事情!

●Webなど新分野への対応事情!

●広告界就職の仕方相談!

●イラストレーターやカメラマン向け広告界売り込みの方法!

●現役クリエーターズネットワークの増強

●業界ウワサ話ひそひそ話

●各種事業提案(←ありえへんやろな)

●広告や冊子を出したい、ホームページをつくりたいという相談

●ホームページを戦略的に活用したいという相談

●検索したときGoogleの上位に表示したいという相談

(ちなみに、「広告事務所」、または、「栗本」、または、「広告 企画制作」という任意の単語でGoogle検索をすると弊社のサイトが上位に表示されますが、こういうのは、SEO対策を看板にしているWeb制作会社でさえ下位に甘んじていることが多々ありまして、紺屋の白袴状態ですが、それほどWeb制作会社というのは玉石混淆、いや玉がすくなくて石ころ混淆状態というのが実情です!ほんとにWeb制作会社のレベル・モラルにはあきれることが多いのですよーん)

●その他、広告の仕事にまつわる前向きっぽい話

 

開催要領


●日時: 7月25日⇔ 7月29日あたり、あさ11:00〜深夜12:00ぐらい

             この間の適当な時間。

●場所: たこるカフェ開館中の都住創大手前502

            (⇒502に(株)栗本広告事務所がある)

             大阪市中央区大手前1丁目 天満橋駅下車3分

●入場無料 ※事前メールまたは電話のうえお越しください。

info@@kuri8.com ←スパム防止のため@を一文字削除して送信してください。

06-4790-2001 ←朝鮮人参のテレアポや、先物投資の勧誘はしないでください。

★ご活用のヒント

・カメラマン等の売り込みもお聞きします

・就職課では聞けないOB訪問でも聞けないナマな話を仕入れる

・デザイナーやWebデザイナーのコネづくり

・アクションを起こすことで、コネが広がり、いまふうにカッコよくいうと、コラボレーションの機会が増えたり、もっと企画書っぽくいえばWinWinの関係が築けるかもしれません

※本企画内容は、転載許可します

  
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2005年01月18日

【名もなき勲章】

あなたと、また仕事がしたい。
 
 
最近、むかしご一緒した方から立て続けに仕事が入りました。
途中、ややあって、疎遠になって、それでもふと思い出したかのように依頼が来るというのは、なつかしくもうれしいものです。
 
いまは、中央の売れっ子はべつとして、地方系ライターには厳しい時代だとおもいます。コピーライティング単独の外注なんか、もう、どこにもないんじゃないかな、なんて思うほど枯渇しています。
 
コピーってほんまコピーやね。原稿用紙に書き起こすものだった時代から、コマンド(コントロール)+C⇒コマンド(コントロール)+Vで、コピペできる時代になり、書き起こすということが必要なくなったのかもしれません。
 
われわれはメディアミックスといいますが、紙媒体からWebへの展開にもコピペ。大きなカタログからペラものの紙媒体をつくるのにもコピペ。これじゃあ、メディアミックスというより、コピペミックスですね。
 
 
 
そんななか、コピペじゃ対応できない、あつらえの仕事に「ブランディング」というものがあります。
 
御社ならではの。
御社だからこその。
御社らしい、アプローチ、そして表現。
 
あまた会社があり、類似商品があるなかで、これはちがうということを、きちんと表現して上げること。それは、御社と、御社の商品にとって、存在の意味にかかわる、たいせつなコミュニケーションです。
 
商品に込めた思い。使われることによってもたらされるシアワセな効果。そんな、ひとつひとつのエピソードを丹精込めて育てて上げる仕事。
 
それをご提案するのが、じつはコピーライターのだいじな仕事です。顔とか、旗とか、めじるしとか、ニックネームとか、つかみとか、呼び方はいろいろあるけれど、ぼくは「ならではの表現」とゆーものを、ずっとやってきました。
 
だから、いちばんうれしいのは“おまえの「ならではの表現」ができるからやれ!”といわれることです。(そのようにあからさまな表現をするようなひとは存在しませんが。)
 
現実には「おひさしぶり。また、ちょっとやってほしいんやけど…ムニョムニョムニョ」という感じですね。まぁ、聞こえたってどうってことないけど言語不明瞭。
 
でも、その、ムニョムニョムニョというあたりが、じつは最大のほめことば。(「あなたと、また仕事がしたい」とお座敷がかかっているんですもの)。そういうできごとがあるから、また、一肌脱ごう!とゆー気になれるのです。
 
  
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2005年01月11日

【クリエイティブ奥義】

 
手書き。
 
 
 
R.K.さん。今や大御所・ナカハタ氏を凌駕し、日本一のフリーコピーライターというおうわさ。(あ、シマノのインストラクターとは別人ですよ。)
 
TCCクラブ賞、佐治敬三賞、ACC金賞などそうそうたる賞を獲りに獲ったり。な、実力派。なのですが、その作風は平易、かつ、みんなが無意識にもっている、にんげん味に響いてくる。
 
「どんな病気も愛で治るんだったらいいのに。(小野薬品)」など。
 
 
 
そのR.K.さんが佐治敬三賞を受賞された記念パーティの席で、ぼくはご本人を前にシドロモドロになった思い出があります。
 
「あなたなんで出席の返事出すの遅いん?」
 
「いやー、はぁ、…失礼しました」
 
「S田くんなんか、速攻、一番乗りで返事くれたよ」
 
・・・
 
「そんないそがしん?」
 
「めっそうもない。そんなんちゃいます…」
 
で、ややあって、年賀状の話題になった。
ややあった途中経過は忘れました。
で、印象に残っているのは、
「わたし、ぜんぶ手書きよ。」というような談話。
 
 
 
1月4日。ポストを開けて、年賀状の束を取り出す。
あいつも、あいつも、あのかたも、元気かなぁ。
年賀状だけのつきあいになっている方も含めて、その消息をうかがい知る、ちょっとたのしみな瞬間ではあります。
 
「ない」。
 
来ていない。
 
R.K.さんからの年賀状は、ポストの隅をつっついても出てきませんでした。
 
さては、宛て名シールプリント&本文デジタルプリントの、弊社の年賀状にほとほと愛想を尽かされたか。あるいは、出席ハガキが遅れた不義理のバチがあたったか。なんだか、反省サルポーズな仕事始めの一日でした。
 
 
 
数日後、マゼンタ一色刷りの恒例自筆デザインの年賀状返信をいただきましたが、やはり、それは「わたし、ぜんぶ手書きよ。」を貫徹した、ラッションペンらしき筆記具による、にんげん味あふれる筆致でした。
 
いっぱい競合、負けました---と添え書きがあり、そうそうたる賞を獲りに獲ったりな活躍をされていても、匿名の仕事であるがゆえに、負けることもあるんだなぁという親近感を抱きました。が、その反面、競合に勝ちにいく(当てにいく)ことを至上命題としなかったんだろうな、じぶんらしさの表現---にんげん味のあぶり出しのようなところをゆるがせにしなかったんだろうな、と感じました。おそらく数百人に返事を書くだろうから、正月早々たいへんだよな。なんてことも。すいません、ぼくのぶん1枚余計に手間とらしまして。余計なこと、いろいろ思い浮かべた。
 
手書き、というのは、文面以上の余白を伝えることができるメディアですね。
 
「わたし、ぜんぶ手書きよ。」というのは、その余白、に重きをおくR.K.さんならではの、クリエイティブ奥義だったのかもしれません。
 
  
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2004年12月24日

【文は心】

文は心。
 
 
このたび、天皇陛下の文書が公開されましたが、じっくりと拝読、精読させていただくたびに、慈しみに満ちた文章であると敬服いたします。全国民がお読みになる文章として、じつにお心に率直であり、なおかつその意図が十二分に伝わる、そこにはどのようなポイントがあるのでしょうか。僣越ながら分析させていただきますと、「文は心なり」ということを表現されているからではないかと拝察する次第です。誠に僣越ではございますが、お心に関する箇所を赤文字で示させていただきました。ここには、「人間・天皇陛下」個人としてのお心があり、だからこそ、全国民にわかっていただけるコミュニケーションが成立しているのではないでしょうか。
 
 
◇宮内記者会の質問と天皇陛下の文書回答は次の通り。(回答は一部、漢数字を洋数字に改めるなどしています)

 【質問】今年はアテネでの五輪とパラリンピックで日本選手団が活躍するなど、明るい話題もあった一方で、日本各地が地震や台風などの多くの災害に見舞われました。国内外でも、皇室でもさまざまなことがありましたが、この1年間を振り返って、陛下のに残っていることと、それぞれについての感想をお聞かせください。また、現在のご体調についてもお聞かせください。

 【ご回答】1年間を振り返って、国内のことで、最も心の痛むことは自然災害によって死者・行方不明者が300人に達したことです。阪神・淡路大震災の年を除くと、この10年間、年ごとの死者・行方不明者の数はこの数値の半分以下ですから、今年の災害は極めて大きなものでした。日本に襲来した台風の数も、台風に伴う雨量も、また集中豪雨の雨量も、今年は多く、各地で山崩れや洪水をもたらし、多くの人命が失われました。
 10月には新潟県中越地震が起こり、40人の命が失われ、一時は10万人を超える人々が避難生活を送ることを余儀なくされました。山古志村では全村民が村を離れ、避難生活を送っています。余震が続き、雨が降る中での救助活動は非常に危険を伴うものであり、心配していましたが、事故が起こらなかったことは幸いでした。2才の幼児の4日ぶりの救出はこのような厳しい状況の中で行われましたが、無事救出されたことは本当に良かったと思っています。救助、救援活動に当たった消防、警察、自衛隊の人々、また全国から集まったボランティアに対し、深く感謝しています。
 私は皇后と共に11月初旬被災地を訪れましたが、被災した人々が悲しみの中で、救援活動をする人々に感謝しつつ、けなげに避難生活を送っている姿に心を打たれました。被災地は深い雪に覆われる地域であり、寒さが厳しくなる中で、被災者の健康が気遣われます。最近は仮設住宅の建設が進み、大勢の人々と共に生活していた避難所から仮設住宅に移る人々の姿が放映され、それを見ていると少し気持ちが明るくなります。長い共同生活は本当に苦労が多いことだったと察しています。今後被災地の人々の生活が安全性の高い基盤の上に築かれていくことを切に願っています
 火山噴火により全島民の避難が4年以上続いている三宅島では、火山ガスの量が減り、安全確保対策や受け入れ準備が進められて、島民の帰島が来年実現する運びとなったことは喜ばしいことです。しかし、火山ガスの放出はまだ収まっていない状態なので、帰島した島民の苦労も多いのではないかと心配しています。島民の避難後、火山ガスが放出される中で、島民の帰島の日を目指して、たゆまず復旧作業に取り組んできた人々の労を深くねぎらいたく思います

 アテネで行われたオリンピック競技大会とパラリンピック競技大会での日本選手の活躍は非常に喜ばしいことであり、多くの人々に明るい気持ちと励ましを与えたことと思います。
 またイチロー選手の大リーグで成し遂げた大きな成果も心に残ることでした。そして、その成果の達成を米国の人々が応援してくれたこともうれしいことでした
 一昨年帰国した拉致被害者がその家族とそろって日本で暮らせるようになったことは大変喜ばしいことです。慣れない環境で苦労も多いことかと察していますが、家族共々の生活が幸せなものとなるよう願っています

 国外のことで最も心の痛むことは、イラクをはじめ各地で紛争などによって多くの命が失われたことです。武器を携えない子供を含む多くの人々がその犠牲になっています。
 また最近フィリピンでは台風などにより、千人を超す死者・行方不明者が生じたことは誠に痛ましいことでした。そのような中で倒壊した建物から10日ぶりに生存者が救出されたという報道に接し、先に新潟県で救出された幼児のことを思い起こしました。望みを捨てないで救出に当たるということがいかに大切かということをつくづく感じます。

 今年も皇居や各地で行われる行事など、さまざまな公務を務めてきましたが、1月の沖縄県訪問は心に残っているものの一つです。この訪問は国立劇場おきなわの開場公演に臨席することと、初めて宮古島と石垣島を訪れるためでした。先の大戦では地上戦により、戦争にかかわりのない県民が非常に多数犠牲となりました。それとともに、首里城はじめ沖縄の歴史を表す多くの文化財も破壊されました。このような戦争の痛手を受けた沖縄県で、琉球王国時代の文化を伝える組踊りなどの芸能が演じられる劇場ができることは非常に重要なことと考えていました。したがって国立劇場の完成は誠にうれしいことでした。今後沖縄県民をはじめ、沖縄県を訪れる多くの人々がこれらの芸能を鑑賞し、沖縄の文化に理解を深めるようになればと願っています

 今年の豊かな海づくり大会は10月に香川県で行われましたが、皇后にとって唯一の未訪問県であったこの県への私どもの訪問によって、皇后として全都道府県を訪問したことになりました。そしてその直後に古希を迎えています。私が即位後に全都道府県の訪問を終えたのも昨年私が古希を迎える少し前のことでしたが、皇后がそれより1年おくれたのは、今から11年前、皇后が声を失った直後に、私だけで徳島県と香川県で開催された国民体育大会に行ったためです。思い返せば結婚以来、各地の要望に応え、実に多くの土地を訪ねる機会に恵まれてきました。産業施設の訪問など、ごくわずかなものを除き、そのほとんどの出席要請が私ども2人になされており、国内の各地に共通の思い出を持っていることは、私どもの気持ちを非常に豊かなものにしています。

 身内のこととして最近の高松宮妃の薨去(こうきょ)は非常に残念なことでした。高松宮妃癌(がん)研究基金を創設して研究者の育成を心掛けられるなどさまざまな面で人々のために尽くされました。紀宮の結婚についても心配してくださっていたので、婚約内定の発表の日をぜひ一緒に迎えていただきたかったと思います。

 皇太子妃が1年にわたって静養を続けていることを深く案じています。そのような状況の中で行われた5月の外国訪問前の皇太子の記者会見の発言を契機として事実に基づかない言論も行われ、心の沈む日も多くありましたが、皇太子、皇太子妃がさまざまな言論に耳を傾け、2人の希望を明確にした上で自分たちのより良い在り方を求めていくことになれば幸いです

 今年は相次ぐ災害に見舞われ、今も多くの人々が避難生活を送っている状況にあります。特に新潟県のように、雪が深く、寒さも厳しい所の避難生活はさぞ苦労が多いことと心配しています。来年が何よりも災害の少ない年であり、国民皆にとり良い年となるよう願っています

 現在の体調についてはホルモン療法が効いており、(前立腺がんの指標とされる)PSAの値も下がってきています。ホルモン療法に付随した副作用を感じることはありますが、生活には支障がなく、公務をしっかり務めていきたいと思っています。多くの国民が心配してくれていることを感謝しています。

(省略)
 
 

 
次いで、誠に僣越ではございますが、三菱自動車工業株式会社様のお詫び文につきまして、分析させていただきます。同様に、お心にかかる箇所を赤文字でしるしています。文字数の制約などがあり、すべてを述べるわけにはいかないのでしょうが、ここに会長、あるいは社長のお心がどれだけにじみ出ているかを考えますと、みなさまいかがお考えになりますでしょうか。
 
 
 
お詫びをさせて下さい。

このたびは、私たち三菱自動車工業株式会社、ならびに三菱ふそうトラック・バス株式会社のリコールにかかわる一連の事態につきまして、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。 また、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族の方々に衷心より重ねてお詫び申し上げます

毎日、みなさまから、厳しいお叱りの言葉をいただいています。 その声の中で再出発をすることの意味を、 全社員が重く重く受け止めています。 そして、自動車という乗り物をつくることの責任を、 自分たち自身に問い直しています。 もう一度信頼される自動車会社になるために、 私たち三菱自動車が何を始めているのかについて、 今日と明日の二日間、みなさまにご報告をさせて下さい。

過去、私たちが引き起こした 2000年の「リコール隠し」事件について、お話をさせて下さい。
私たちは、このたび、特別調査チームをつくり、徹底した内部調査を行いました。これ以上みなさまにご迷惑をおかけしないように、また社内浄化なくして再出発はないという強い意志で、さかのぼれる限りの関連文書を調べあげました。その調査の内容を、ご報告させていただきます。

私たち三菱自動車は、2000年に「リコール隠し」事件を引き起こし、当時の社長が辞任をする事態に陥りました。その際、過去の膿をすべて出し尽くした、と申し上げていました。ところが、実際には1998年4月までの約2年分のデータしかさかのぼっていなかったのです。本年6月、新経営陣の就任にあたり、さかのぼれる限りの過去のデータを洗い出しました。特別調査チームをつくり、会議の議事録から販売会社に残されていたデータまで、確認できたすべての資料約60万枚(約13万件)を一つ一つ調べ直しました。延べ4,000人、約3ヶ月(延べ40,000時間)にわたる作業でした。その結果、本来ならば2000年当時に「リコール届出などの市場措置」を行うべきであったにもかかわらず、届出を行わず「指示改修」という処置で済ませていたものが、明らかになりました。いわゆる「ヤミ改修」と、みなさまよりお叱りを受けたものです。これらについては、法規に基づき、適切に対応してまいります。三菱自動車にお乗りいただいている方をはじめ、多くのみなさまの信用を裏切ってしまったことを、深くお詫び申し上げます。なお、2000年の「リコール隠し」事件以降は、「指示改修」が行われていないことが、改めて確認できました。また、「リコール隠し」事件の根本原因については、社外弁護士を起用し、三菱ふそうトラック・バス株式会社と共同でさらなる調査を続けています。できるだけ速やかに原因を明らかにし、調査結果を公表します。そして、再発防止の具体的な行動を起こすことをお約束します。


とにかく一日も早くリコール対象車の無償修理を急ぎます。
そして、みなさまに少しでも安心していただくことが、 今はいちばん重要であると考えています。

まず私たちがしなければならないことは、責任を持ってリコール対象車を無償修理し、 みなさまの不安を取り除くことに他なりません。そのために、現在、販売会社とともに、連日 全力で作業を進めております。リコール対象車にお乗りのみなさまには、ご迷惑とご面倒を おかけいたしますが、どうか一日も早い無償修理にご協力下さいますようお願いいたします。


私たちは、2000年以前の不具合に対して、 「リコール隠し」という許されない行為をしてしまいました。 同じ過ちを繰り返さないために、 もう二度とみなさまにご迷惑をおかけしないために、 三菱自動車が変わらなければならないことは、たくさんあります。 たとえば、安全・品質管理については、 社外の方々の目で、厳しく見ていただきます。 また同じ目で、三菱自動車全社員の行動についても、 厳しく指導していただきます。 私たちが何を改め、どんな取り組みを始めたのかについては、 明日、この同じ紙面で、具体的にご報告をさせて下さい。 私たちのどんな言葉も、いまは信じていただけないかもしれません。 だからこそ、行動を見ていただくよりない、と考えています。

2004年9月27日
三菱自動車工業株式会社
 
代表取締役会長 岡崎洋一郎
代表取締役社長 多賀谷秀保
 

 
このような事例を参照させていただくことにより、「文は心なり」ということを今一度学び、文章表現をもって稼業としている者の一員として、さらなる精進をしていきたいものです。
  
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2004年12月20日

【新庄イズム】

涼しい顔していろ!


皆さんのお会社では、納期間際になっても提案が一定水準に達しない!というあわてふためいた状況になることはないでしょうか?

ぼくの経験値からいいますと、平面では、まずそういうことはないです。スタッフの力量もわかるし、ボリウムと納期を計算して、「あ、これなら一晩でできるな」とか「朝までやればなんとかなるな」なんて、見通しが立ちます。

やっかいなのは、Web・デジタル系の案件です。

はっきりいって、Webデザイナーと称する人種は、うようよいます。検索してもジャカスカひっかかってきます。でも、その力量たるや、ほんとうにホームページビルダーが使える、といった趣味の方から、マクロメディアのWebソフトが使えるといった・趣・味・の・方・まで、じつに底辺が広い のです。

そのような前提でお話しましょう。

仕事というものは、突如、やってきます。それも、ある程度忙しくしているときに、突如、「急ぎなんやけど…」という申し訳なさそうな顔つきでやってきます。

そうなると、多少のことで手が回らなくても「あ、いらっしゃいませ。いいですよ」と請け負ってしまうのが通常のぼくのパターンです。

そして、早急にスタッフ編成を考えます。

適材適所。暇材適所。逸材適所。まぁ、ケースバイケースですが、ぼくの手のまわらない専門領域のひとを選んでお声をかけます。Webデザイナーとか、フラッシュのプログラマーとか、イラストレーターとか、そのような専門家です。

でも、至急案件の場合、新規の方をあたらなければならない状況というのも、えてして起きがちです。そんなとき、手当たり次第に検索したり、ネットサーフィンしたり、マッチングサイトを利用したりしますが、時間の押しもあり、「ええいままよ」と見切り発進することもあるのです。

そして、結果は…。何度もやけどをし、そして、また繰り返してしまう。ダイエット決意の挙句のスイーツの誘惑みたいなもんでしょうか。給料日前のショッピングみたいなもんでしょうか。禁煙禁酒のほとぼりが覚めてきたときの、「ま、ちょっと一杯だけ」みたいなもんでしょうか。

でも、ほんとうに、みなさんのお会社では、納期直前に「星一徹のちゃぶ台状態」になることはないのでしょうか?

あとは、だれもフォローしてくれない、自己責任だ!そのような冷酷な事態に陥ることは、ほんとうにないでしょうか?

なっちゃったら、なっちゃったで、しょうがない。ですね。

立場上、白旗を上げて降りることができる方もいらっしゃいますが、弊社はそれをしてはならない となると、あとは、内輪・縁者の結束で乗り切るしかない。みなさんの御家の一大事とおなじで、他人さんは白旗上げたらおわりだけど、親身になってくれるのは身内・縁者しかいない わけです。

そのようなわけで、本日は夜なべ朝焼けモードになっちゃいましたが、そういうときだからこそ、日々、ひとつひとつの案件について信任を得ていくというあたりまえのことが、貴いことだと思えてくるのです。

そして、ここからが大事だが、アヒルの水掻きみたいに水面下でもがきまくっていたくせに、あたりまえのように涼しい顔して提案を乗り切る、というのもけっこうプロっぽくて、いいもんである。

そう、日ハムの新庄、である。

あの、外向きのノーテンキさ・天真爛漫さが、いいのである。

それが、身上である。
 
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2004年12月14日

【殿様商売】

〜顧客を断るケース〜!!


顧客の断り方について、立て続けにこんな体験をした。

■ひとつは、ぼくがDUOに断られたケース。

「あのなオイル交換してほしいんやけど」
「かしこまりました」
日曜日。VW-DUOの店に行ったときのことだ。
「ここって、AUDIやってたよな」
「はい。いまはやっていませんが」
「でも、VWもAUDIも車体は同じやし、オイル交換なんかお茶の子さいさいやろ」
「はい」
「じゃたのむわ。ところでいまでもTOYOTAの資本なん?」
「さようです」
店内で、コーヒーをごちそうになっていると、セールス氏がクリスマス特別セールということで、トナカイのメロディぬいぐるみを熱心に売りつけにきた。
「いま、特別フェアしています。いかがですか」
「1,500円か。うーん、いいけど、…ね」
と、適当にお茶を濁した。
そうこうしてると、サービスの人が来てこういった。
「お客様。タイヤがフェンダーからはみだしています。当社は、不法改造車のメンテを扱ってはいけない規定になっており、オイル交換はできません」
「は?何ミリ出てるの?」
「1ミリです」
・・・1ミリ・・・
タイヤの切れ角で誤差となる範囲である。
「しかし、陸運局で車検をうけられません。当社ではオイル交換できません」
・・・・でもな。おまえのとこ、トナカイを熱心に売りつけにきたやろ。トナカイ買ってくれっていうくせに、オイル交換はできないの?なんで?・・・・・


■もうひとつはぼくが、仕事を断ったケース。

昨日のことだ。
「○○○○です」
「あー、ごぶさたしています」
「ところで早速、仕事の相談なんですが」
5、6年くらい、あるいはそれ以上、音信のない同業者から電話があった。
「日○○社の仕事でダ○○の企業広告15段なんです」
ええやんその話。
「競合で」
そうやろな。
「じつは・・・」
なんやろ。
「東京でやらしている出入りの○○制作社の仕事にケチがついて出入り禁止となり、急遽新規でデザイン提案をすることになり」
はあ。
「大阪の○○○○で制作をやらしていたのですが、気に入らなかったらしく」
はぁーん。
「短納期ですが、急遽、ラフデザイン提案をしてほしくて」
うーむ。
「そこでつくってるキャッチ案を流用してもらってもいいし・・・」
おいおい。(オレも、コピーライターなんだけどね)
「使えるネタをつかってくれていいし」
・・・・・
「どうですか」
・・・む・・・

正直言うと、反射的に、ボタンのかけちがいはどこまでいってもかけちがったまま、という印象がわいてきた。

その人が悪いのではない。誤解のないように。
そのひとも、行きがかり上、このような案件を受けてしまって困っているのだ。それはわかる。

でも、ぼくには、その行きがかりをなんとかしなきゃという義理がない。ということは、やったろか、一肌脱いだろやないか、よっしゃまかしとけ、という意気に感じることができない。(逆に言えば意気に感じれば要求以上にいいものをこさえることができるということだ<宣伝>。)ゆえに、ズルズルと受けてしまうと、その人にも、日○○社にも、スポンサーにも迷惑になるだろう。

いろんなチョンボが重なっている、その、ダッチロール状態を、ぼくのような外部のものが修正できる確率は低い。

●一義的には○○○社【代理店】のディレクション能力の問題
●二義的にはぼくの、「義理」・「意気」・「使命感」の欠如
●さらには、ダッチロールに巻き込まれてしまう可能性のリスク

これらを悟り、今回は参画させてもらわないことにした。

まちがっているだろうか。


■今朝、楽天のミッキー谷氏が言っていた。

「やるリスクと、やらないリスクがあります」と。

ミッキー谷氏は、攻撃型で、「やるリスク」ばかりとってるようにみえるが、「やらないリスク」の方が怖いからだという。「やらないリスク」という発想が新鮮だった。

仕事を断るというのは、「やらないリスク」をとっているということだ。

やらないということも、「リスク」を負っている。
 
★人気ブログを読むのに、リスクなんかあるわけない。
  
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